Aからの返金に至るまで

 被害者同士の情報交換の結果なんとかAの携帯アドレスを手にした自分は、Aにtwitter、LINEと並行してメールでもAに連絡を取ることにしました。

 

f:id:dustbinxxx4:20151004163919j:plain 

実際にこのようにメールを送ったところすぐにAから返信が来ました。

そこから数十通メールのやり取りを繰り返しました。

他の被害者の方ではすぐにメールの返信が来なかった方もいらっしゃいます。

メールで返金までこぎつけるのは実際問題かなり難しいのかもしれません。

そもそもAのメールアドレスが入手できなければ返金に至らず途方に暮れていたと思われます。たまたま自分は運が良かっただけだと思っています。

 

自分はもう、確実にAからチケットは送られてこないと思い返金という対応を選びましたが、被害に遭われた方(今現在遭っている方)の中には、どうしてもチケットを送ってほしいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ほぼ確実にチケットは送られてきません

諦めて被害額を現金で返金してもらったほうがいいです。遅くなればなるほど、相手からかわされそのままうやむやになってしまう可能性が高くなると思ってください。

 

またAとのメールのやり取りで警察という単語を何度も出しましたが、最後までAはただの脅し文句だと思っていたのか「被害届を出してくれてもかまわない」という趣旨の返信がきました。

そして、なぜチケットがこちらに発送できないのかという理由は最後まで説明されることはありませんでした。

 

またここに書くのは正直迷うのですが自分が実施したメールの送り方を参考までに載せておきます。あくまで参考だということを忘れずに。この通りに送ったところで必ず返金されるとは言い切れません。

 

*返金期日は甘く見ずに本日中など厳しく設定

延ばせば延ばすだけうやむやにされるだけです。すぐに振り込むように言いましょう。

今の社会振り込みしようと思えばなんだって手段はあります。絶対に「時間が遅いから無理」「土日なので振り込みできない」などの言い訳は聞くべきではないです。

 

*○時までに返信くださいと時間を指定する

 時間指定することにより、その時間までに返信なければ再度こちらから催促メール送りやすくなります。自分は10分区切りなど非常に細かく要求しました。

それでもメールが途絶えそうになったりしましたので本当にしつこく返信を要求したほうがいいと思います。

 例:○時までに返信くださいと言いましたが返信まだでしょうか?etc.

 

*「返金必ずお願い致します」

 なんども言いますがなど頭に付け、確実に返金するように促します。自分は文末にしつこいくらいに毎回入れました。

 

*相手の詳しい個人情報を追及する

自分はAの職場の住所、電話番号、Aの父親の職場の連絡先、電話番号、携帯番号、本人の保険証の写真(ボカシ等一切なし)など個人を特定できる情報をすべて提出してもらいました。

Aからこのまま返金がなければ職場に電話、父親に連絡をいれる予定でした。

確実に本物の情報かどうか信憑性が信用できない部分もありますがないよりはマシかと。

 

◾︎振り込み先を教える段階にいったら

 

*振り込み先を教えるのと同時に、「何時に入金できるか」を聞く

 

*入金に行く際にメール、入金する時にメール、入金後にメール

 三段階返信するように促したほうがいいと思います。そして、明細の写真を送るようにも言った方がより確実に振り込まれたかわかると思います。

 

ただひとつだけ言えることは連絡手段が詐欺相手との間にあるのなら

無視されてもメール等を何回も送り続けるということです。

心底、精神的に負担もかかりますが残念ですがそれしかできることはありません。

メールを送っても返信がなく、返金もされないようならやはり警察に行き被害届を出すのが一番いいと思います。

 

こうして自分は無事に返金にまでこぎつけましたが、正直ここまでくるのにバカみたいに無駄な時間労力を使ったことは間違いありません。精神的にもかなり追い詰められましたし、他の被害者の方で体調を崩された方もいます。それでも、騙されてしまった以上、自分たちでできる範囲はこれぐらいしかないのが現実です。しかし黙っていても残念ですがチケットどころかお金だって戻りません。だとしたらダメもとでも動くしかないです。